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「趣味」

趣味の折り紙です。

これは、花のくす玉のパーツになります。

水色の花は4つのパーツが組まれて、この花の形になっています。

送ってあげたい人たちがいたので、時間があるときにコツコツ進めてました。

この形の花を12色で作りました。

本来であれば、くす玉なので円形なのですが、壁に飾る予定なので、半球に仕上げました。

この4つのパーツの花の下の部分をまとめてその上に5つのパーツで作った花を乗せます。それらを糊付けをして完成になります。

同一色で作る予定でしたが、送る人に希望を聞いたらカラフルなのが良いとの事で、色のセンスがない自分にはかなりの負荷になりましたが、4つ、5つのパーツは同色にして、それを組み合わせる時に同じ系統の色が重ならないように努力をして作り上げました。

写真の花は1辺が15㎝の折り紙で作りました。4つのパーツの花が4つと中央の5つのパーツの花で合計21枚の折り紙で半球が出来上がります。

15センチの物は、1色を2袋ずつ折ったので、2400枚ですかね。4つと5つの花の数が合わなくて、全部が5つのパーツの花で作られた物もあったりしながら、100位できたと思います。

実はこの大きさの花はアクセントで、本題は、1辺が9センチの花なのでした。

こちらは、20色の1000枚入りの折り紙を9箱折ったので、9,000枚ですかね。

400個を目指していたので、9センチと15センチの半球の花を4対1の割合で、飾る感じになると想定しています。

自分は、花を作る役割でしたので、飾る人のセンスでどうなるか、、、。

来年の3月に飾る予定なので、できましたらアップしたいと思います。

この花を作る時に大変重宝したのが、グルーガンホットボンド)です。自分は折が紙を折る時に、ハサミやノリを使うのは、ちょっと違う感じがするのですが、この花の出来上がりを見て、糊の使用がOKであると思っている自分がいたのでした。

最初は、スティックのりを使っていましたが、一つ一つのパーツを作る時は便利ですが、組み合わせる時点になると接着力が弱いし、接着までの固定の時間が長く、ストレスを感じるのでした。

実は、グルーガン(自分はこの呼び方をするのですが、周りにホットボンドですよね、という輩がいるのですが、以後、グルーガンで進めます)を約30年位前に使っていたのでした。アメリカにしばらく住んでいたのですが、その時に非常に興味を引く物があり、それがグルーガンでした。日本に持ち帰って、周囲の人に便利さと粘着力の強さをアピールしたのですが、受け入れられず、、、、。しかし、一昔前頃からグルーガンの話が聞こえるようになりました。「でしょ!」って感じでした。

グルーガンの話はともかく、この花を組む時には大活躍でした。

この作業を自宅でしていたのですが、折り紙を折るのは最初の部分だけで、折り終わると、糊でパーツを作りをそれを組む作業です。

糊を塗ってから接着するまでの時間が無駄に感じられ、段ボールに規則的にパーツの直径位の穴を開けて差し込みました。しかし、上の部分は接着したのですが、細くなる先の部分の接着が甘く、悔いが残り思案した結果、先端部分から2割程度の部分も上の部分と同時に差し込め固定できるように段ボールを加工しました。15センチの折り紙では、30本が差せる、9センチの折り紙では、80本が差せるものを作り、量産体制に入りました。

折りあげたものに糊をつけて段ボールの型に差し込む、この作業を大小で計11400回やるのでした。接着する前に飛び出るものあり、グルーガンを滑り止め代わりに薄く塗り乾かすなど様々な策を講じながらの作業になりました。

今年の4月から始め、5月のGWで組む作業をすべて終わらせました。(思いを込めながら楽しむつもりが、作業的な感じになっていました、、、。)

その1ケ月間の自宅の茶の間は、さながら作業所と化していた感じです。

その時は、「まだか、まだか」と思っていても、後に「よくやったよな!」と自分に言いたいためにやっていて、それが飾られて日の目を見る時にその苦労が報われ、楽しみだったことが、喜びにかわるんだろうなぁ、と期待をしています。

まだこの贈り物を始めて3年目です。年度末の贈り物なので、一応おめでたい花をイメージしているのですが、1年目は桜の花をイメージした物でジャバラに折った折り紙を円形に広げて一凛の桜を1000枚程折りました。

2年目は、くす玉で30ケのパーツを組み合わせるものでした。これも桜のイメージでした。大小で150個ぐらい作りました。

段々とエスカレートしている感じですが、初心を忘れずに、できる範囲で思いを込めながら作っていきたいと思っています。

すでに次のアイディアにマッチングする折り紙を探しています。

段々と複雑な物に目が向いてしましがちで、自分の趣味の領域の満足感を求めている感が強くなってしまうのを避けつつ、贈るのにふさわしい物を作って行きたいと思います。