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「ひと手間」
これは、エアレーターと言う物です。
めんどくさがり屋がワインをおいしく飲もうとするための道具、というとらえ方を自分はしています。
ワインは抜栓したときに目覚めて、寝起きすぐは本来の味ではない。と聞きました。
違うボトルに入れ替えたりして空気と触れさせることで本来の味になるとの情報をネットでみました。
そこで、色々な道具を購入しようと目論んでいたのですが、ちょっと前にスロークッカーを電気圧力鍋に変え、常用茶をそば茶からゴマ茶、ギャバロン茶、桑の葉茶の4種のブレンドに変更し、送料の関係で注文した量が多くなり、お茶にも相当のスペースを占領される始末、ただでさえ狭い台所に物がたくさんあり、自重しました。
ですが、なかなか納得がいかず、、、悶々としていて、見つけたのがこれでした。
ワイングラスの上に持ち、ワインを注ぎます。メチャメチャ空気と混ざっているという音がします。
本体側の中腹の黒のしたの透明の部分のこれまた中腹に線が見えますが、これが穴になっているのでした。
ワイングラスは注がれているときは、泡が立ちますが、写真の左側の台においてから、ワイグラスを手にする頃には、泡は消えてしまっています。
写真を撮るときにセットし忘れたのですが、最上部には茶こしの様なネットがついています。
これを使っているというだけで、美味しくなったと感じてしまう自分を戒めつつ、飲み比べをしました。
ワインをよく知らない自分からすると、エアレーターを使ったワインは、甘いというか優しく感じました。
道具のありがたさはもちろんですが、ひと手間加えることで、もっと楽しめるようになるんですね。
人生というか自分の生き方にも「ひと手間」加えながら、味のある人になりたいという願望と常に持ちつつ、楽しみながら人生を過ごしていきたいと思います。